生坂のブドウ初入荷　道の駅いくさかの郷

　生坂村の道の駅いくさかの郷の農産物直売所に、今夏も特産のブドウが並び始めた。８月はハウス物が中心で、店内を旬のフルーツがにぎわすようになる。
　１日に最初のブドウが入荷した。丁寧にパック詰めされたナガノパープルやシャインマスカット、ベニタマキが並び、利用客は丹念に品定めしていた。
　いくさかの郷によると、今年の生育はおおむね順調で、今月上旬に５、６軒の農家が出荷し始め、月末には露地物が出回り始める見通し。８日ごろからは、村内で栽培されているブドウ品種などを紹介するトレーディングカード「ぶどうカード」第３弾も配布し始める予定だ。
　甲本太郎駅長は「ブドウの問い合わせが増え、モモやイチジクといった果物も並び始めた。生坂村のフルーツシーズンを楽しんでほしい」と話している。
　問い合わせは、いくさかの郷（℡０２６３・６９・１９３０）へ。