イオンモール松本のお化け屋敷 信大生が知恵
2025/08/02
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信州大学(本部・松本市旭3)の学生6人が、イオンモール松本(松本市中央4)で1日に始まったお化け屋敷「呪いの第零研究室―怨念の追走」の企画に携わった。架空の大学を舞台にしたストーリーを学生らが練り上げ、イベント企画会社がお化け屋敷にした。学生らは「暑い夏をお化け屋敷でひやっと涼しくなってもらえれば」と話していた。
イオンモール松本は毎年夏に、風庭2階のイオンホールでお化け屋敷を行っている。イベント企画会社「グローブプラニング」(東京都)が企画し、今年は「お化け屋敷をより身近に感じてもらうようにしたい」と信大に企画協力を呼びかけたところ、1、2年生6人が応募した。
5月から企画の立案や事前に来場者に見せる映像の撮影を毎週行うなど、内容を学生が練ってきた。募集を最初に知り、友人を誘った星川茜さん(19)=繊維学部1年=は「すごく面白そうと思いすぐに応募した」。お化け屋敷には学生のアイデアがふんだんに盛り込まれ、星川さんから誘われて参加した緒方遙香さん(18)=同=は「実際にお化け屋敷に入ってみたが、何が起こるか知っていても怖かった」と話していた。
企画した学生の数人は、お化け屋敷の受け付けに立ち、来場者の誘導もするという。企画会社の岡本絵里さんは「毎年行っているお化け屋敷に学生の新たな視点が加わった」と効果を口にした。
お化け屋敷は24日まで。入場料は500円。開場時間は午前11時から午後7時まで。
