青山様・ぼんぼん元気良く 松本・高宮町会
2025/08/02
後で読む
松本市内の各地で、子どもの夏の伝統行事「青山様」と「ぼんぼん」が行われている。法被や浴衣を着た子どもたちが、大きな掛け声を出して町を練り歩いている。
鎌田地区の高宮町会は1日、小学生約90人が5班に分かれて行った。4班は約20人が参加して高宮中周辺を歩いた。法被と鉢巻き姿の子どもたちが先頭に立ってみこしを担ぎ、浴衣を着た子どもは、ちょうちんを手に哀調を帯びたぼんぼんの歌を音響機器で流しながら続いた。住宅前で「青山様だい、わっしょいこらしょ」と声を上げてみこしを上下に揺らし、さい銭をもらうと、お礼を込めて「わっしょい、わっしょい、おー」と言ってみこしを揺らした。
大宮和真君(9)=鎌田小学校4年=は「みこしがとても重いと思っていたけれど、頑張ってやり遂げられた」と話していた。
