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2025年

子供たちが演奏技術磨く 松本で才能教育夏期学校始まる

2025/08/01
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 独自の音楽教育を実践する才能教育研究会(本部・松本市深志3)の第74回夏期学校が31日、松本市で始まった。感染症禍以降、制約があった海外からの参加も再開し、アメリカやオーストラリアなどを含む国内外の約1600人が参加。コンサートも予定され、市勤労者福祉センターなど7会場に分かれて楽器ごとのレッスンに励む。5日まで。

グループレッスンを受ける子供たち(市勤労者福祉センター)


 初日はバイオリン、チェロ、フルートの3科で早速グループレッスンなどが始まり、子供たちは真剣な表情で楽器を奏でていた。参加者が一堂に会する開校式は会場の都合で行われず、東誠三会長と臼井紳二実行委員長が各グループを回って激励した。
 東会長は「開校式がないのは初めてだけれど、練習を見ながら近くで触れ合えるのも悪くない」といい、「互いに刺激を受けながら、健康第一で良い音を目指してほしい」と願っていた。
 ピアノ科は2日からとなる。2日午後4時から、バイオリンの竹澤恭子さん、ピアノの東会長、チェロの山本裕康さんら特別講師6人による一般公開のコンサートがキッセイ文化ホール(水汲)で開かれる。入場料3000円で当日券がある。問い合わせは同会本部事務局(電話0263・32・7171)へ。