エクセラン高・冨岡璃子さんの水彩画 全国高校総文祭で最高位の奨励賞
2025/07/31
後で読む
エクセラン高校(松本市)の美術科3年・冨岡璃子さん(17)が描いた水彩画が、全国総合文化祭の美術・工芸部門で、最高位の奨励賞に輝いた。国内最大規模の高校生の芸術文化活動の祭典で、全国から推薦された作品約400点の中から選ばれた。
冨岡さんは昨年の「総文祭」でも県代表として出品しており、今回初めて奨励賞を受けた。作品は縦116.7センチ、横91センチほどの大きさで、題名は「昼過ぎ」。カフェやアンティーク店を参考に、落ち着いた、温かな雰囲気の空間を表現した。動物や植物などの冨岡さんの好きな物を詰め込み、黄色の絵の具で統一性を出した。にじみの部分で色を出すことにこだわった。冨岡さんは「自信がなかったので、受賞して驚いた。うれしい」と笑顔を見せる。
かがわ総文祭の美術・工芸部門には県内から7点が選抜されて出展した。奨励賞は全作品の中から20点が選ばれた。
