駄菓子屋 〝店主〟は小学生 木曽福島公民館 あきんど塾 商売の仕組み体験
2025/07/31
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「いらっしゃい、いらっしゃい」。地元の小学生が〝店主〟となって運営する2日間限定の駄菓子屋が30日、木曽町文化交流センターで開店した。木曽福島公民館が主催する育成活動「こどもいきいきクラブ」の一環で、参加児童たちは商品の陳列や値札の作成、レジ操作などを担当。実際に店を構えることで商売の仕組みを体感している。
展示・交流スペースには、12円から200円までのスナック菓子や飲料など約60品目が並び、客として訪れた子供たちは小遣いを手に駄菓子選びに夢中の様子だった。かき氷機やポップコーンメーカーも大活躍だった。
「こどもあきんど塾」と銘打って20年余り続く恒例行事。懐かしい昭和の雑貨店を思わせる雰囲気が地域住民の人気を集めている。福島小6年の中村湊乃さん(11)は「仲間と楽しみながら商売のことも学べている。たくさん売れたらうれしい」話していた。
31日は午前10時開店。




