甲子園へ紅白戦で腕試し 松商学園野球部練習スタート
2025/07/28
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夏の甲子園大会に出場する松商学園高校硬式野球部は27日、同校で甲子園に向けた練習をスタートさせた。前日の長野大会優勝の喜びもつかの間、主力以外の22人が甲子園のベンチ入りを懸けて紅白戦に臨んだ。早くもチーム内競争が激化しており、夢の舞台に向かって士気が高まっている。
紅白戦は1試合6イニングで行い、選手たちはチャンスを逃すまいと、投球や打撃、守備など自分の長所を全力でアピールした。
試合翌日は休養日に充てる場合が多いが、松宗勝監督は「気持ちを途切れさせず、チーム全体で甲子園に向かいたい」と紅白戦を決行。小林伸伍主将(3年)は「全員が甲子園でプレーしたくて必死。優勝したことでまた競争できる。チーム力をもう一段上げられる」と語り、気を引き締めていた。
甲子園のベンチ入りメンバーは28日に発表する。選手たちは31日に学校で行われる壮行会の後に松本を出発し、宿泊先の大阪に入る。
