未来につながるワークショップ 地元企業のプロとの物づくり体験盛況 市民タイムスが松本で親子対象に初企画
2025/07/28
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松本市の信州スカイパーク東管理棟と周辺の広場で27日、プロとものづくりが楽しめる「未来につながるワークショップ(WS)」(市民タイムス主催、NPO法人金銭教育研究会マネちえ、二光印刷協賛)が開かれた。地元企業などが多彩な体験型ブースを用意。大勢の親子が訪れ、ケチャップ作りやキーホルダー作りなどを楽しみつつ身近な会社の活動に理解を深めた。
3Dプリンターで製作されたプランターのペイントや、動物の毛皮を使ったキーホルダー作りなど五つのブースを設けた。環境や交通安全を踏まえて車について学ぶ講座や、新聞のようなデザインの台紙に自由に書く体験も。来場者は興味津々の様子でブースを巡り、6種類の材料を混ぜてケチャップを作ったり、展示物の新聞でできたドレスを体に当ててみたりしていた。小学校1年生の浅田理桜さん(7)=松本市出川1=は「畑でトマトが取れて楽しかった。ケチャップ作りは思っていたより大変だった」と語り、同3年生の上原梨緒さん(8)=同市野溝木工=は「毛皮がふわふわ。いろいろな体験ができて良かった」と話した。
地元企業についてもっと知ってもらい、地域と子どもをつなげようと初めて開催された。
