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2025年

50回の節目、心一つに踊りの波 塩尻で玄蕃まつり

2025/07/27
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 第50回塩尻玄蕃まつり(実行委員会主催)が26日、塩尻市の大門商店街で開かれた。昭和51(1976)年に始まったまつりが節目を迎えた。メインイベントの玄蕃おどりには、前年の倍近い52連約2050人が参加し、塩尻ゆかりの伝説のキツネ「玄蕃之丞」にちなんだ踊りで商店街を熱気で包んだ。

伝説のキツネ「玄蕃之丞」をちなんだ踊りを楽しむ参加者たち
伝説のキツネ「玄蕃之丞」をちなんだ踊りを楽しむ参加者たち

 商店街が歩行者天国となり、玄蕃おどりの前には和太鼓やダンスの発表、商店街を巡ってクイズに答える謎解きなど多彩な催しが行われた。キツネのお面づくりに挑戦した桔梗小学校1年の関森菜月さん(6)は「かわいいお面ができた」と喜んでいた。
 初参加の漆器の街・木曽平沢連は約30人が漆器のおわんを手に踊った。小林広幸連長は「まつりのにぎわいに驚いた。塩尻の盛り上がりに貢献できれば」と話していた。