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2025年

山形村商工会青年部員の遊び道具大好評 イベントにブース

2025/07/25
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 山形村商工会青年部の部員が、各自の仕事や趣味の腕を生かして手作りした遊び道具で、地域のイベントを盛り上げている。昨秋の開村150周年記念イベントで手作りのエアー式射的や、パターピンボールを並べた遊びブースを出したところ、子供たちや親子連れに大好評だった。より多くの人に楽しんでほしいと、今夏に改良したり、新しい道具を作ったりして充実させた。村内外の夏祭りで遊びブースを出す計画だ。

 今夏完成した「ドキドキ棒」は迷路のように楽しむゲーム。縦横2メートルの木枠に鉄パイプ製のコースを作ってある。遊ぶ人は手に持った棒をパイプに当てないように動かし、制限時間内にゴールを目指す。棒がパイプに当たると流れている微弱な電流が感知して音が鳴る仕組みで、再度スタートに戻って遊ぶ。自動車整備業の小林幸寛さんがコースを考え、種苗業の森井稔雄さんが溶接や電気配線を行って手作りした。
 エアー式射的はエアーサービスの会社を営む両角浩一さんが中心になって制作。木材にコルクを付けたパターピンボールは部員の工務店やワイナリーの協力で形にし、使いやすく改良を加えた。
 8月14日に村内で開かれる「夏祭り山形じゃんずら」で遊びコーナーを設ける。要望を受け地区の催しにも貸し出している。富士見町商工会青年部との交流をきっかけに、今月26日には富士見町の夏恒例イベント「富士見OKKOH(オッコー)」でもブースを出す。
 青年部には20~40代の19人が所属し、「山形村の元気は商工会青年部から」をモットーに活動する。根橋昌希部長は「思い切り遊んでほしい。子供たちを全力で楽しませたい」と話している。

部員たちが仕事や趣味の腕を生かして手作りした遊び道具