朝日「お夏まつり」で銭太鼓復活 中学生が披露へ
2025/07/24
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朝日村の文化団体や子供たちが、27日に村運動広場グラウンドで行われる夏祭り「第36回お夏まつり」で、村に伝わる伝統の民謡「朝日小唄」や踊り、銭太鼓のパフォーマンスを披露する。活動グループの解散で近年の祭りでは行われなくなっていた銭太鼓は、村の中学生たちが担い手となり、久しぶりに復活する。出演者たちは本番を盛り上げようと練習を重ねている。
民謡は朝日民謡教室の会員や、2年前から村公民館講座で活動する三味線講座の受講者たちが奏で、地域や事業所ごとに結成した踊り連が輪になって踊りを楽しむ。
銭太鼓は組合立鉢盛中学校の3年生3人が披露する。高齢化で解散した「朝日銭太鼓」のグループが毎年行っていた保育園での指導で銭太鼓を習ったことのある3人で、担い手を募る村の呼び掛けに手を上げたという。奥原ほのみさん(14)は「保育園の時にやった思い出があって、なんとなくやり方も覚えていた」と話し、柏原小暖さん(14)は「目立つように、いいパフォーマンスをしたい」と意気込む。祭りに向け村中央公民館で行った合同練習では朗々と響く民謡に乗せ、出演者が踊りや銭太鼓の息を合わせた。
