11月の「信州安曇野食の感謝祭」のポスター・チラシ 高校生のデザインで魅力発信 穂高商業高・小林歩暖さんが手掛ける
2025/07/23
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安曇野市内産の食材を使った食べ物が勢ぞろいする秋のイベント「信州安曇野食の感謝祭」が、今年は11月1、2日に穂高神社で開かれる。主催する実行委員会は若者の来場を促すため、ポスターとチラシのデザイン制作を初めて市内の高校に依頼し、このほど実行委員の投票で決定した。
穂高商業高校で地域交流をテーマに課題研究を行っている3年生12人が制作に協力し、特産品の魅力を伝える29点を制作した。
選ばれたのは、山々を背景に野菜や米、おやきなどが並ぶ作品。制作した小林歩暖さん(17)は「特産品をいっぱい入れて色鮮やかに見えるようにした。頑張って良かった」とほほ笑む。実行委員長を務める髙橋秀生・市商工会会長は「きれいで分かりやすく、訴えるものがあった。他の作品も素晴らしかった」と話した。
感謝祭当日はワサビや信州サーモン、リンゴなどの食材を取り入れた多彩なグルメ、地酒、ワインなどが販売される予定で、75ブースの出店、延べ3万人の来場を目標に取り組む。
ポスターは500枚、同じデザインのチラシ約5万6000枚を9月ごろから市内各所に配布する。
