七夕人形10体ずらり整列 松本市野溝東のフォト松本事務所
2025/07/23
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月遅れの七夕を前に、松本市野溝東1のフォト松本事務所に昔ながらの七夕人形が飾られた。男女が対になった木製の人形に子供の浴衣を着せた10体が、涼しげにつるされている。
人形の大きさは浴衣も含めて70センチ~1メートルほど。事務所を管理するフォトグラファー・村田正幸さん(76)によると、古い物では60~100年余り前の人形だ。事務所に毎年つるすのを目にした市民らから、自宅で飾らなくなった人形が1対、また1対と寄せられ増えたという。
村田さんは「全国各地に七夕の風習があるはずだが廃れたものも少なくない。松本でもかつてに比べて七夕人形を飾る民家が減った」と話す。事務所では8月7日までつるされている。