花火売り場が今年も盛況 丸文塩尻書店に500種類ずらり
2025/07/22
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海の日(21日)を迎えて夏本番となる中、塩尻市の大門商店街の風物詩となっている、丸文塩尻書店(大門一番町)の花火売り場がにぎわっている。かつてはこの時期、花火を数多く取りそろえる商店が各地にあったものの、店主の高齢化などで販売する店舗は減っており、遠方から訪れる人もいる。
丸文塩尻書店は今年、6月にコーナーを設けた。打ち上げ、噴き出し、手持ちなどさまざまな花火約500種類を置く。同店によると、これだけの種類を取り扱う店舗は近県でも珍しいと驚く花火メーカーもあり、南信や北信から訪れる人もいた。3連休初日の19日から客足が増え始め、子供たちはどれにしようか悩みながら品定めしている。父親と訪れた塩尻西小学校2年の宮澤晴人君(7)は「お家に帰って早く花火をしたい」と笑顔を見せていた。
販売は盆前にピークとなる。同店を営む備前英子さんは「夏といえば花火なので、今年も多くの人に楽しんでほしい」と話している。
