手作り台で流しそうめん 堀金で児童ら体験
2025/07/22
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安曇野市の三郷小学校で昨年度に行った外部講師による課外授業「ワクワクタイム」の参加児童が19日、堀金烏川の須砂渡キャンプ場で「流しそうめん」を楽しんだ。同校1~6年生の親子ら5組17人が、そうめんを流す竹製の台の組み立てや調理を一緒に行い、チャレンジ精神を養った。
三脚を各所に立て、長さ1・8メートルの竹どいを5~6本、高さを調整しながら並べた。三郷小4年生の矢部蒼祐君(9)は三脚を地面に刺して固定しようと、竹の先端をのこぎりで切ってとがらせた。「うまく切れずに大変だったけれど楽しかった」と話し、流れるそうめんをすくっておいしそうに食べていた。
企画したのは、昨年度同校でワクワクタイムを主導し、本年度は穂高西・穂高南・穂高北の3小学校で行う地域連携児童支援主任の伊藤俊一教諭(52)と、その仲間だ。伊藤教諭は子供たちとの再会に「何げない動作に自主性が出ていて成長しているのが分かる。うれしい」と話した。
