奥木曽湖に水遊びの歓声 木祖 体験企画 観光振興に一役
2025/07/22
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木祖村の奥木曽湖(味噌川ダム湖)で、夏の水上アクティビティ(水遊び)がにぎわいを見せている。穏やかな湖面を舞台に、カヌーやスタンドアップパドルボード(サップ)、大型水上遊具などが楽しめ、近年は地域資源を生かした観光振興の一環としても注目を集めている。21日、湖畔の涼やかな風に包まれながら水と遊び、自然と触れ合う観光客や地域住民の歓声が湖面に響いていた。
夏季限定の体験プログラムで、19日に始まった。ライフジャケット(救命胴衣)を着用した参加者は、インストラクターの指導のもと、カヌーで湖面にゆったりとこぎ出し、「水上アスレチック」も夢中で楽しんでいた。サップは水面に立ってこぐ爽快感が魅力だった。地元地区の催しで友人・保護者20人で参加した木祖小学校5年の橋詰大輝君(11)は「トランポリンや滑り台が楽しかった」と話していた。
体験は8月24日まで毎日実施。一日2~3回あり、各回1時間半で料金は大人・子供とも3800円(保険料・駐車場代など含む)。やぶはら高原こだまの森のホームページからの事前予約が必要で、同施設への電話(電話0264・36・2777)でも受け付ける。
