自然と遊ぶ２１プログラム　松本のアルプス公園でネイチャリングフェスタ始まる

　松本市のアルプス公園で自然体験を楽しむ催し「ネイチャリングフェスタ２０２５　自然と遊ぼうｉｎ松本」（実行委員会主催）が２０日、２日間の日程で始まった。水でっぽう作りや火おこし体験など２１のプログラムが用意され、子供たちが汗びっしょりになりながら、楽しんでいる。
　まが玉作りは、四角い石をのこぎりや紙やすりで削って、形にしていった。子供たちは削る作業に熱中し、きれいなまが玉の首飾りが完成すると笑顔になった。山中咲万ちゃん（５）は「やすりで手が真っ白になったのが楽しかった」と話していた。羊毛フェルトを洗剤水に浸して丸めると、堅い球状になる体験では、就学前の子供たちもフェルトのふわふわな手触りや泡立てた感覚を楽しんでいた。
　２１日は午前１０時から午後４時まで。ほとんどのプログラムが無料で体験できる。