0000日(木)
2025年

迫力満点! ゴジラ模型 松本・庄内盛々会 制作中の一部を披露

2025/07/20
後で読む
制作が進むゴジラ模型の頭部。段ボール製とは思えない迫力に、子供たちは「すごい」と驚いていた
制作が進むゴジラ模型の頭部。段ボール製とは思えない迫力に、子供たちは「すごい」と驚いていた

 松本市庄内地区の住民有志でつくる庄内盛々会が制作を進めるゴジラ模型が19日、地元の子供にお披露目された。10月の完成に向け、子供に作業に参加してもらうことを計画しており、関心を高めるために一部を見てもらった。迫力満点の造形に「すごい!」と感嘆の声が上がった。
 複合施設・ゆめひろば庄内(出川1)で開かれた「やまびこ子どもまつり」に合わせて、胸から頭の部分を会場に持ち込んだ。材料は主に「もらい物の段ボール」だが完成度は高く、子供と一緒に訪れたお父さんやお母さんも見入っていた。
 松本市出身の映画監督・山崎貴さんが手掛けた映画「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」の米アカデミー賞受賞を祝うため、模型作りを始めた。映画に登場する体高50メートルのゴジラを高さ3メートルで忠実に再現しようと、週1回集まり、作業を進めている。10月の地区イベント「ドリーム庄内」で完成形を披露する。
 盛々会会長の大嶋健資さん(71)は「70代の大人があーでもない、こーでもないと言い合いながら作っている」と、制作過程の楽しさを話す。子供たちには、段ボールを貼って皮膚を表現する作業を手伝ってもらう予定という。