愛称は「きそバス」に 広域幹線バス ロゴは中学生デザイン 10月運行開始
2025/07/18
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木曽郡内で10月に運行を開始する「木曽地域広域幹線バス」の愛称が公募で「きそバス」に決まった。子供でも観光客でもパッと見るだけで分かりやすいように平仮名を使った。地元の中学生が考えたロゴマークも決定。正面を向いたバスが次のバス停を目指している様子がコンセプトだ。運行開始に合わせて、バスやバス停の丸看板、時刻表などで活用される。
木曽地域公共交通活性化協議会が今春公募した。愛称は243件、ロゴは81件応募があった。▽親しみやすさ▽視認性▽独創性―などの審査を経て、愛称は、県外の2人が考えた案を採用した。地域に根付いて住民の暮らしの「基礎」になるイメージも込めたという。
ロゴは、木曽町中(木曽町)2年のコピトスキー日光来河上さんの作品が採用された。木曽の自然に合うようにデザインはシンプルにし、背景に配した御嶽山は「木曽のバスを応援して見守っているイメージ」という。
「きそバス」は、従来の町村ごとの運行路線を集約して効率化を図る。4幹線7系統が設定され、国および県の補助金、郡内6町村の財源を活用して運行する。協議会が事務局を担い、運行は主におんたけ交通(木曽町)に委託する。
