松本山雅が快勝で８位浮上　後半戦スタート

　サッカー松本山雅ＦＣは明治安田Ｊ３第２０節の１２日、サンプロアルウィン（松本市）で奈良と対戦し、３―０で快勝した。連敗を食い止め、後半戦は白星スタート。勝ち点を２６に伸ばし、８位に浮上した。
　連敗中の松本山雅はベテラン３人をスタメンに起用。３バックの中央に高橋を置き、中盤には小川、山本康が復帰した。前半は２―０。１２分に菊井が射抜き、７分後には村越が長距離弾を決めて折り返し。後半は２６分に再び村越の技ありの一撃で突き放した。
　スタジアムには６６４６人が来場した。場内に掲出された横断幕は「Ｏｎｅ　Ｓｏｕ１」の１枚のみ。原点に立ち返り、チームと一つになってとの思いが込められた。
　次節は１９日で、今季第３幕となる信州ダービー。アウェーでＡＣ長野との戦いに臨む。