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2025年

明科で縄文土器作り 模様が面白い!

2025/07/13
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 安曇野市明科東川手の東平庵で12日、縄文土器を作る体験会「安曇野歴史サロン」があった。市内の遺跡から出土した土器をモデルに、小学生の親子12人が実物大の土器を作って楽しんだ。
 安曇野の古代史を学ぶ「安曇誕生の系譜を探る会」と地元の「明科いいまちつくろうかい」が初めて開き、市教育委員会文化課の山下泰永さんが講師を務めた。参加者は、粘土をひも状にして積み重ねる「輪づみ」で土器を形づくった後、土器の表面に縄を転がしたり、竹で削ったりして華やかに飾った。明北小4年生の尾澤要君(9)は「ヘビの模様が面白いので上手に描きたい」と楽しんでいた。
 探る会の事務局長・川﨑克之さん(77)は「縄文人の生活や気持ちに思いをはせながら、安曇野の歴史に親しんでもらえたら」と話していた。来月に野焼きをして仕上げる。

土器作りに取り組む子どもたち