中高生女子野球 筑北・麻績で初の北信越大会 6チーム150人が白熱プレー
2025/07/13
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中高生の女子軟式野球では初の北信越大会となる「北信越チャンピオンシップ」が12日、筑北村と麻績村で開かれた。長野、新潟、石川、富山4県の計5チームに、招待した群馬県1チームの約150人が参加。白熱したプレーを通じ交流の輪を広げた。
筑北村を拠点とする長野フェアリーズを率いる原山哲也監督(42)=長野市=が「関東や関西などの地区大会はあるのに北信越大会がない」とし2年前から準備を進めてきた。長野道のインターチェンジにほど近く、2村にまたがって複数のグラウンドが点在する筑北地域の利点を生かして2会場に分けて開いた。3チームずつ予選リーグ戦を行い、決勝戦と3位決定戦をした。
新潟県の「INFINITY」代表の小此鬼明さん(56)=新潟県見附市=は「地元から2時間かからず来られた」と初開催を喜んだ。富山県の「コムソワガールズ」監督の稲垣将さん(47)=富山県上市町=も「新参チームで試合経験を積ませたい時期なのでありがたい。毎年参加したい」と願った。
実行委員長を務める原山監督は「大会を開くと、結構『筑北』の名前を覚えてくれる。北信越地域の女子野球をさらに盛り上げ、可能なら筑北で大会を定着させたい」と意気込んだ。