子供みこし 城下を元気に 松本神社例大祭
2025/07/11
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松本城とゆかりが深い松本神社(松本市丸の内)の例大祭が、10日に始まった。恒例の子供みこしが催され、氏子20町会の小学生約50人が「わっしょい、わっしょい」と、雨雲を吹き飛ばす元気な掛け声を城下町に響かせた。
法被にねじり鉢巻き姿の子供たちは東西の2コースに分かれ、それぞれにみこしを担いで練り歩いた。旭町小学校6年生の加戸瑛麻さん(12)は「重くて肩が痛いけれど、みんなで担げて良かった」と話していた。
高野隆治氏子総代会長(78)は「今年は昭和31(1956)年に子供みこしが始まって70年目。節目の年に雨に降られず無事できた」とほっとしていた。本祭りの11日は午前9時半から、大人が担ぐみこしの練り歩きがある。
