松本市消防団 ポンプ操法県大会にダブル出場へ 第37分団と第10分団
松本市消防団の第37分団(梓川梓上立田など、鰐川潤分団長)と第10分団(島立、松田佳典分団長)が、県消防学校(長野市)で13日に開かれる第67回県消防ポンプ操法大会に出場する。塩尻市で6月にあった松本消防協会大会で、37分団がポンプ車操法の部で、10分団が小型ポンプ操法の部でそれぞれ優勝し、出場権を得た。松本協会大会の松本市消防団「ダブル優勝」は初めて。選手たちは県大会での上位を目指して練習に励んでいる。
37分団の松本協会大会での優勝は初めて。5月初旬から週3、4回の訓練を積んできた。5人の選手全員がこの2~3年の間に入団し、大会には初出場した。基本動作の規律を重視し、上位大会に進むごとに放水までの所要時間を縮めてきた。団員の支援も厚く、毎回の訓練に15人ほどが参加。指揮者の倉科浩幸さん(43)は「団員や梓川消防署員の支援があって優勝できた。県大会は練習の成果を出し切りたい」と意気込んでいる。
10分団は4月から週2回、早朝に2時間程度の練習を重ね、団員は当番でホース巻きなどをして選手を支えてきた。市大会を2位で通過すると、動作の正確性を高めた松本協会大会で頂点に立った。操法大会には2年に1度出場しており、前回はポンプ車操法で県大会に出場している。主将で副分団長の奥村孝太郎さん(41)は「一生懸命取り組み、全力で楽しむことをモットーにしている。出場するからには優勝する」と意気込む。
チームのメンバーは次の皆さん。
【第37分団】▽主将=上條祐大▽指揮者=倉科浩幸▽1番員=小松京平▽2番員=有賀正也▽3番員=永原凱星▽4番員=内川知樹▽吸管補助=大藏拓真
【第10分団】▽主将=奥村孝太郎▽指揮者=原澤弘樹▽1番員=百瀬裕太▽2番員=吉澤拓哉▽3番員=佐野和真▽吸管補助=清水健▽補欠=古畑順平

