露地スイカ　ＪＡ松本ハイランド管内で出荷始まる

　ＪＡ松本ハイランド管内で３日、露地スイカの出荷が始まった。好天に恵まれ、近年にない順調な生育だったといい、栽培歴３０年のすいか部会長・瀬川俊幸さん（６３）は「糖度、シャリ感（スイカ独特の食感）共に申し分ない」と胸を張った。
　初日は生産者１７軒が約５０００玉を松本市波田の共選所に持ち込んだ。試食用の１玉の糖度は１２・２度で、出荷基準の１１度を楽に上回った。
　今季は８２万ケース（１ケース２玉）の出荷を予定する。１０日～８月１５日は、松本市和田のあぐり資材センター和田前広場に直売所「すいか村」を開設する。