茅の輪くぐり健康願う 四柱神社で夏越の大祓
2025/07/01
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中信地方の神社で30日、半年間の心身のけがれを落とす伝統行事「夏越の大祓」が行われた。氏子総代や参拝者が茅の輪をくぐり、暑い夏を健康に乗り越えられるよう願った。
松本市大手3の四柱神社(宮坂信廣宮司)では午後4時に神事が始まり、参拝者約300人が訪れた。夏本番を感じる強い日差しと暑さの中、参加者は「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶといふなり」という古歌を唱えながら、境内に据えられた直径2.5メートルの茅の輪をくぐった。
母親と訪れた山辺小学校3年生の宮下晃輔君(8)は「夏はプールやかき氷が楽しみ」と笑顔を見せていた。
