親子でラフティング満喫 安曇野でスポーツDay
2025/06/30
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12月のラフティング世界選手権大会に出場する日本代表チームの選考会が28~29日、安曇野市明科の龍門渕公園隣の前川で開かれた。市と安曇野明科カヌークラブは29日、大会に合わせて「龍門渕スポーツDay」と題したイベントを開き、市内の家族連れがラフティング体験を楽しんだ。
ラフティング体験は選考レース後に行われ、小学生以上の親子ら約60人が参加した。6~8人ずつボートに乗り、筋骨たくましい選手たちに水流の見方やパドルの操作を教わり、各所に設置されたゲートを歓声を上げながらくぐった。
親子で初体験した穂高西小学校1年生の渋木悠汰君(7)は「こぐのが楽しかった」と笑顔を見せ、父親の健太さん(39)は「恵まれた環境が近くにあるので息子がもしラフティングをしたいなら応援したい」と話していた。
選考会は4部門に全国17チームが出場した。シドニー五輪カヌースラローム日本代表で安曇野明科カヌークラブの代表を務める安藤太郎さん(48)らが誘致し、20年ぶりに前川で開かれた。安藤さんは「選手も子供たちもみんな楽しいと言ってくれた。(市が同公園周辺一帯で計画する)東部アウトドア拠点の整備につなげたい」と話していた。
