中信勢４種目で優勝　県高校総体水泳

　県高校総合体育大会の水泳競技は２８日、松本市今井の市民プールで２日間の日程で始まった。初日は男女１６種目の決勝があり、中信勢の男子は、自由形５０メートルを林龍（大町岳陽２年）が２４秒５２、同２００メートルを原山曜（同）が１分５８秒３０、個人メドレー２００メートルを清澤龍翔（東京都市大学塩尻１年）が２分１４秒２６でそれぞれ制した。女子はバタフライ２００メートルで北野仁奈（木曽青峰１年）が２分２９秒４３で優勝し、全国切符を懸けた北信越大会に向けて弾みを付けた。
　北野は決勝で、予選のタイムを５秒以上を縮めて自己ベストをマーク。予選は首位に大差を付けられたが、決勝は腰ほどの位置に付けて好機をうかがった。１５０メートルトをかけてゴール。「自信になった」と笑顔を見せ、主戦場である翌日のバタフライ１００メートルへの闘志を新たにしていた。