戦後80年で安曇野市が7事業を計画 映画上映や語り部の出張講話など 平和の尊さ学ぶ機会に
2025/06/28
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安曇野市は、戦後80年の節目を捉えた平和事業を7月から計画している。市や市教育委員会が主催・共催で取り組む7事業を予定しており、7月5日には第1弾として豊科公民館ホールで、市名誉市民で映画監督の熊井啓さん(1930~2007)が助監督時代に関わった映画「ひろしま」を上映する。事業を通じて平和の尊さを学ぶ機会にする。
「ひろしま」は昭和28(1953)年に公開され、1955年のベルリン国際映画祭で長編映画賞を受けている。原子爆弾の投下で被爆した子供たちの手記「原爆の子」を原作としている。約10年前にも安曇野市で上映しているという。
上映は午後1時半~3時半。入場無料で事前申し込み不要。
8月2日には鹿児島県にある「知覧特攻平和会館」から語り部2人を招いた出張講話を予定する。特攻の歴史背景や特攻隊員の出撃前の状況、安曇野市出身の隊員などについて解説する。豊科公民館ホールで午後1時半~3時半。入場無料で事前申し込み不要。
9月6日には豊科公民館ホールで戦没者追悼式を開く。午後2時15分~3時半の第2部では、原爆の被害を受けた「被爆ピアノ」と被爆した樹木で作られたコカリナによるコンサートがある。
平和事業は、市の総務課、文化課、福祉課の連携事業として企画された。総務課は「市内の空襲で亡くなった人もいる。人ごとではない。戦争を繰り返してはならないという意識を持ちながら、平和事業を機に引き続き平和について考えてほしい」としている。




