御嶽海関の令和元年秋場所の優勝額 木曽トレセンに飾る
2025/06/26
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上松町出身の大相撲・御嶽海関が令和元年の秋場所を制した際の優勝額が、木曽町総合トレーニングセンター(トレセン、木曽町新開)に飾られた。雲海にそびえる霊峰御嶽山を配した化粧まわし姿がりりしい。御嶽海関が所属する出羽海部屋が同施設を拠点として実施する合宿(26~28日)の稽古公開時間中に見学できる。
優勝額は縦3.17メートル、横2.27メートル。国技館には四方から土俵を見下ろすように計32枚の額が掲げられており、年3回ある東京場所ごとに2枚ずつ入れ替えられる。今回の優勝額は、5年余りにわたって国技館の向正面に飾られていた。
御嶽海関から後援会への贈呈式が25日に同所であった。御嶽海関は「優勝額が(故郷に)飾られることは夢にも思っていなかった。うれしい」と喜んだ。寄贈を受けた永瀬完治後援会長は「地域の宝物。後世まで残る」と感謝した。
