受刑者の刑務作業製品並ぶ 木曽町文化交流センターで矯正展
2025/06/23
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全国の刑務所の受刑者が刑務作業で作った製品を販売する「木曽地区矯正展」が22日、木曽町文化交流センターで開かれた。木工品、縫製品などが並び、地域住民が買い求めた。
木のまな板やおもちゃ、かばんや小物入れ、金属加工のアウトドア調理器具など多彩なラインアップが並んだ。長野刑務所(須坂市)からは、そば殻を使った枕、婦人靴、革製品などが出され、来場者が手に取って品定めをしていた。

販売収益は、受刑者の製品作りの原材料購入や、犯罪被害者支援などに充てられる。長野刑務所の中道徹所長は「刑務所や刑務作業に関心を持ってもらうとともに、受刑者の更生や再犯防止にも関心を寄せてもらえたら」と話していた。
木曽地区矯正展は3年目。