塩尻第５０回玄蕃まつり　お化け屋敷再び　塩尻ＪＣが多彩な企画

　塩尻市の塩尻青年会議所（ＪＣ）は、大門商店街で７月２６日に開催される「第５０回塩尻玄蕃まつり」の第１部の企画を決めた。昨年好評だったお化け屋敷をパワーアップして実施するほか、会場を回って伝説のキツネ「玄蕃之丞」にちなんだ問題を答える謎解きなど多彩な企画で節目のまつりを盛り上げる。
　玄蕃まつりは２部構成で、第１部は塩尻ＪＣの運営でメインイベントの玄蕃おどりに先だって午後２時から５時半まで行われる。お化け屋敷は昨年から広さや怖さをアップさせ、市民交流センター・えんぱーくで実施する。初開催の謎解きは、信州大学の謎解きサークル「信大回廊」の協力を得て商店街全域で展開する。子供向け、大人向けの２コースがあり、豪華景品や参加賞を用意する。
　一般社団法人・アーバンスポーツ信州の協力でバスケットボールの３×３や電子機器を使ったスポーツチャンバラの体験会も実施する。玄蕃おどりの普及につなげようと、第１部で事前登録した人が参加できる飛び入り参加連を設ける。
　中学生から４０歳以下の人を対象に、当日の運営をサポートするボランティアを募集している。申し込みは玄蕃まつりの特設サイトの応募フォームから。企画を担当する塩尻ＪＣゲンバ×ハッシン委員会の工藤祐樹委員長は「企画を通じて集まった人同士、人と地域が出会う玄蕃まつりにしたい」と話している。