筑北村長選 新人・宮下氏出馬へ
2025/06/21
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任期満了に伴う筑北村長選挙(10月21日告示、26日投開票)に向けて、元村教育長で村議会議員の新人・宮下敏彦氏(66)=坂北=が20日、無所属で立候補する意向を固めた。市民タイムスの取材に「現村政は職員・議会との意思疎通が不十分で風通しが悪い。意思決定や業務伝達など〝リズム感〟が悪くなった村政の立て直しと筑北スマートインターチェンジ(SIC)を活用した村づくりに取り組みたい」と意欲を語った。近く正式表明する。
宮下氏は坂北青柳出身。昭和52(1977)年に旧坂北村職員となり、旧3村合併後の筑北村では学校教育課長や建設課長、教育長を歴任した。令和3年の前回村長選でも立候補の意向を示したが、途中で断念。同日選の村議選に立候補して初当選し、現在1期目。
宮下氏は重点施策として、複合型住宅建設などの人口維持対策、副村長の設置、筑北SICを生かした「筑北ビレッジ活性化推進チーム」の発足を掲げる。
今村長選を巡っては太田守彦村長が態度を保留しており、来月中に決めるとしている。今のところ、宮下氏以外に表立った動きは見られない。
