米国シェルビービル市の訪問団 姉妹都市・大桑村で交流
2025/06/18
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大桑村と平成9(1997)年度から姉妹都市提携を結ぶ米国イリノイ州シェルビービル市の訪問団7人(高校生3人、随行者4人)が、15~22日の日程で村を訪れている。村内の施設や名所を巡って地域の文化や風土に触れ、住民と国を超えた交流を深めている。
17日午前は大桑小学校(小林孝基校長、110人)を訪れた。4~6年生有志が、地元の須佐男神社例大祭に向けて練習している舞と笛、太鼓を披露して歓迎。その後各学年と交流の時間があり、1、2年生はけん玉やだるま落としなど5種類の昔ながらの遊びに一緒に取り組んだ。身ぶり手ぶりで遊び方を教えるなどし、成功すると笑顔で喜び合った。
2年の古根煌大君は「一緒に遊べて楽しかった。(交流のお礼に)シールをもらいうれしい」と笑顔。教師のレベッカ・ドローンさんは「子供たちと触れ合えて良かった。大桑は美しい場所だし、人が優しく温かい。今度は自分の勤める学校に来てもらい、交流できたらうれしい」と話していた。
高校生3人は村内でホームステイをする。両市村に車両部品製造・IHIターボの工場がある縁で交流が始まり、1年ずつ交代で学生を主体とした訪問団を送り合っている。
