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2025年

タチアオイ 黒の花際立つ 松本市梓川倭の木原さん宅

2025/06/18
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 松本市梓川倭の木原利勝さん(72)宅で、タチアオイの花が見頃を迎えている。赤、ピンク、白のほか、希少な黒の花を付けたものもあり、道行く人の目を楽しませている。
 木原さんが5年前に現在の自宅に越してきた際に、コスモス畑だった敷地で栽培を始めた。黒の花は3年前に市内で目にし、栽培していた人から種を譲ってもらい育てている。背の高い株だと約2・5メートルの高さになっていて、株下から順に花を付け、梅雨明けの頃まで楽しめそうだ。
 「樹医博士」の民間資格を持つ木原さん宅にはバラなど50種ほどの植物があり、近くを通りかかった人に「今年も花が咲いたね」と声をかけられることもあるという。木原さんは「(まだ咲いていない)黄色のタチアオイも咲けば、よりにぎやかになると思う」と成長を期待していた。

黒色のタチアオイをめでる木原さん