ジャグリング魅力に触れる パフォーマー 松本に集結
2025/06/16
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信州を拠点に活動するパフォーマーらが集う「ワールド・ジャグリング・デイ信州2025」(実行委員会主催)が15日、松本市美須々のエア・ウオーターアリーナ松本で開かれた。ジャグリングの関係者や市民らも参加し、互いの技を披露したり、道具に触れたり、それぞれに魅力を味わった。
ひもの先に玉がついた「ポイ」のワークショップでは、回転途中に静止させる技「ストール」を体験。回転の中心を変えることなど講師にアドバイスを受けながら、夢中になって練習していた。サーカスパフォーマンスグループに所属する岡田小学校5年生・大沢拓夢君(10)は「横向きで止められて、うれしかった。上下左右ともできるようになりたい」と張り切っていた。
けん玉を簡易化した「筒けん」のワークショップや12組によるパフォーマンス発表、ゲームも楽しんだ。柏倉優大実行委員長は「さまざまな人が集い、技術が交わり知り合う場になれば」と願っていた。
6月中旬(今年は14日)の「世界ジャグリングの日」に合わせた催しとして一昨年に始まった。9月に同アリーナなどで開かれる国内最大級のジャグリングの祭典のプレイベントにも位置づけて開催した。