ハウススイカ出荷始まる JA松本ハイランド
2025/06/13
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全国有数のスイカ産地の松本市波田周辺で12日、ハウス栽培物のスイカの出荷が始まった。初日は波田のJA松本ハイランドすいか共選所に農家2戸から約1000個のスイカが集まった。同共選所によると、味も糖度も良好で、今週末に県内のスーパーなどに並ぶ。
共選所に持ち込まれたスイカは、検査員や選果機によって糖度や熟度などを基準として格付けされた。今季の同JA管内のスイカ出荷計画は例年並みの82万ケース(1ケース2玉入り)で、販売高約27億5000万円を見込む。
7月上旬からは露地物のスイカの出荷が始まる。JA松本ハイランドのすいか部会で検査部長を務める百瀬和夫さん(58)は「近年の猛暑でも育てられるように品種改良を重ねる。スイカの消費が進むように暑くなることを願う」と話していた。
13日は市公設地方卸売市場で、JA松本ハイランドの田中均組合長らがトップセールスも行う。
