ＯＭＦのチケット、１４日発売

　松本市で８月１１日～９月９日に開かれる国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル（ＯＭＦ）のチケットが１４日午前１０時、全国一斉に発売される。初日の特設会場での窓口販売はなく、ＯＭＦ公式サイトと各プレイガイドなどで販売する。
　販売されるのは、一般向けの７プログラム１０公演。サイトウ・キネン・オーケストラ（ＳＫＯ）が出演するオーケストラコンサートは、Ａプログラムで英国出身のアレクサンダー・ソディさんが没後５０年のショスタコービチの交響曲第５番などを指揮する。バイオリン独奏をベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第１コンサートマスターの樫本大進さんが務める。樫本さんはふれあいコンサートⅡも出演する。
　Ｂプログラムは、昨年死去し、ＯＭＦ永世総監督となった小澤征爾さんの生誕９０年を祝い、小澤さんと親好のあったクリストフ・エッシェンバッハさんがマーラーの交響曲第２番「復活」を指揮する。市民合唱団も出演する。県在住者が購入できる１万円の県民チケットがある。
　オペラはブリテン作曲「夏の夜の夢」を上演する。３年前の「フィガロの結婚」に続き、首席客演指揮者の沖澤のどかさんがタクトを振る。地元の子供たちによる合唱団も歌声を響かせる。
　問い合わせは実行委員会（電話０２６３・３９・０００１）へ。