関東甲信が梅雨入り 強い雨に警戒
2025/06/11
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気象庁は10日、長野県を含む関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。梅雨入りが夏至と重なった昨年より11日早いが、平年と比べ3日遅い。
本州南岸から東に延びる前線の影響で、松本地方では10日昼ころから本格的に雨が降った。松本市の松本駅前では、傘を差したり、ビルの軒下で休んだりする人の姿が見られた。
長野地方気象台によると、前線は11日になるとゆっくり北上し、その後南下して本州南岸に停滞する見込み。前線に向かって湿った空気が流れ込む影響で大気が不安定となり、県内は11日朝にかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある。11日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部80ミリ、中部90ミリ、南部150ミリとなっている。