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2025年

高校生が社会奉仕活動を報告 県内12校のIACが大会

2025/06/10
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 県内の12高校にある社会奉仕クラブ「インターアクトクラブ(IAC)」が一堂に集まる、国際ロータリー第2600地区第32回インターアクト地区大会が8日、松本市中央1のMウイングで開かれた。各校の代表生徒が活動を紹介するなどして知識と親睦を深めた。

学校やインターアクトクラブの活動について紹介する生徒


 12校のIACの生徒と県内のロータリークラブ関係者計約240人が参加した。学校紹介では、生徒がスライド資料や動画を用いて、学校の特色や、昨年度と本年度のIACの活動を報告。美化活動やボランティアの取り組みだけでなく、稲作を守り育てるプロジェクトや、音楽に合わせて歌詞の内容を手話で表現する「手話歌」に取り組んでいることなどが説明された。
 松本工業高校(松本市)IACと、南安曇農業高校(安曇野市)IACが主管した。「TOGETHER FOR SAFETY―共助の力で守る未来」が今回のテーマで、防災知識を高めようと、「災害が起きた。そのときあなたはどうする?」と題した講演や、炊き出し体験も行われた。松商学園高校(松本市)1年の堺梨緒さん(16)は講演を聴き「(被災地に)行くことが大切なのだと思った。感動した」と話していた。