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2025年

高ボッチ高原で歌おう! 南海電鉄、塩尻市など連携 9月にフェス

2025/05/28
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 塩尻市や南海電鉄(大阪市)などは9月6日、高ボッチ高原で参加型音楽イベント「高ボッチFES(フェス)」を開催する。参加者はイベント限定のバンド「The ‰」(ザ・パーミル)のメンバーとして高原に集い、課題曲の「空も飛べるはず」(スピッツ)など3曲を全員で歌い、ギターやドラムを演奏する。

 南海電鉄は令和5年から堺市で1000人同時演奏を目指すイベント「千のROCK YOU」を開催している。高原を生かした催しを模索していた塩尻市が同社に提携を要請し、企画が具体化した。フェスは両者などが参画する実行委員会が主催する。
 課題曲は「空も飛べるはず」のほか、ザ・ブルーハーツの「TRAIN―TRAIN」、忌野清志郎の「JUMP」。空が近い開放的な高原で歌うのに適した曲を選んだ。本番までに練習会を複数回開く。市内の観光地、人が多い場所を会場にし、練習しながら市民にイベントをPRする。
 昨年の千のROCK YOUは全国から367人が参加した。市観光プロモーション課の金子浩光さんは「高ボッチFESは標高にちなみ、将来は1665人が集うイベントになれば」と話している。
 8月22日まで参加者を募集している。参加費は2000円。問い合わせは実行委事務局の塩尻市観光プロモーション課(電話0263・52・0886)へ。

高原をイメージした高ボッチFESのロゴマーク