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2025年

長野県スポーツアワード 中信関係の4選手に優秀賞

2025/05/28
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 県は27日、新設した「長野県スポーツアワード」の初の受賞者を発表した。最優秀賞2団体、優秀賞3団体と7人で、中信地域関連では、知的障がい者バドミントンの中野林太郎選手(塩尻市片丘、富士電機フロンティア)、ジャンプロープの西嶋岳琉選手(松本蟻ケ崎高校)、プロ野球横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手(松本第一高校出)、車いすバスケットボールの丸山弘毅選手(松本市出身、神奈川VANGUARDS)の4人が優秀賞を獲得した。

 中野選手は、日本知的障がい者バドミントン選手権大会で男子シングルス・ダブルスともに優勝するなど”絶対王者”として君臨している。
 西嶋選手は、アジアジャンプロープ選手権大会2024のシングルロープ個人男子3重跳びで優勝し、縄跳びという誰もが知っている競技でも世界に羽ばたけることを示した。
 牧選手は、2024シーズンも中心打者として活躍し、23本塁打、74打点の成績を残した。主将として球団を26年ぶりの日本一に導いた。
 丸山選手は、天皇杯第49回日本車いすバスケットボール選手権大会で優勝し、MVPを受賞した。ロサンゼルスパラリンピックへの出場も期待される。
 最優秀賞は、全国高校駅伝でダブル優勝を果たした佐久長聖高校駅伝部と長野東高校陸上競技部女子駅伝チームに贈る。
 表彰式は6月4日に県庁で行われる。スポーツアワードは、3年後に迫った「信州やまなみ国スポ・全障スポ」に向け、県内スポーツを盛り上げようと新設された。