山雅が天皇杯本大会出場へ 県選手権での信州ダービー制す
2025/05/13
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サッカー天皇杯の県予選を兼ねる第30回県選手権大会は最終日の11日、サンプロアルウィン(松本市)で決勝を行い、松本山雅FCが1―0でAC長野を下して優勝した。今季の信州ダービー第1幕を制し、3年ぶりに本大会への出場切符をつかんだ。
松本山雅は早い時間帯に挙げた先制点に支えられて優位に試合を運び、追加点こそ奪えなかったもののきっちりと押し切った。決勝ゴールは開始早々の5分。左から右に大きく振り、背後を取った本間の折り返しを浅川が流し込んだ。
リーグ戦の主力を軸にした相手に対し、松本山雅は顔ぶれをそっくり入れ替えて臨みながら、出場機会の少ないメンバーが望んだ結果を勝ち取った。早川知伸監督は「選手はモチベーションを高く持ってファイトしてくれた。しっかりプレーできることを証明した」と喜んだ。
松本山雅は県代表で本大会に出場する。1回戦は25日に同会場であり、FC大阪(大阪代表)と対戦する。
