県立大生が住民と交流 王滝村との連携協定に基づき 滞在し村の良さ実感

県立大学(長野市)と包括連携協定を結んでいる王滝村に21日まで、同大の学生6人が滞在し、村民と交流している。課題解決に向けた提案・実践を行う「ひろがれ!推し村プロジェクト」の一環で、2チームが住民との親睦を深めながら村の良さを見つけている。
20日は、村公民館で開かれている軽体操教室に参加した。参加者12人と一緒に軽運動や脳トレを通じて体を動かした。村民と学生が感じる村の魅力を引き出したいと取り組む「推し活」チームの会田拓馬さん(19)=2年=は「みんな知り合いという住民の距離感の近さが村の良さの一つだと実感した」と話していた。
学生は今後、定期的に来村し、それぞれのチームで課題解決に向け活動していく。当初、8月中に2週間滞在する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で延期し、分散滞在に切り替えた。