政治・経済

国体 駐車スペース課題 松本市内 浅間温泉周辺に競技集中

浅間温泉庭球公園と市野球場(奥)。国民スポーツ大会期間中の駐車場不足が懸念される

 令和10(2028)年に県内で開催される第82回国民スポーツ大会(長野国体)は、競技会場がほぼ固まった。松本市では陸上競技、テニスなど7競技が行われる予定。総合体育館、野球場など浅間温泉周辺に集中する市のスポーツ施設が試合・練習会場として使われるため混雑が予想され、十分な駐車スペースの確保が課題となる。

 実施競技からどちらかが外れる馬術、なぎなたを含めた全41競技のうち39競技の会場は内定済み。松本では陸上競技、サッカー(少年男子)、硬式テニス、バレーボール(6人制成年男子女子)、自転車(トラックレース)、軟式野球、なぎなたが行われる予定だ。
 このうちテニスは浅間温泉庭球公園(浅間温泉1)、軟式野球は市野球場(同)が主会場になる。総合体育館(美須々)ではバレーボールとなぎなた、美鈴湖自転車競技場(三才山)では自転車競技が行われ、かりがねサッカー場(惣社)はサッカーの練習会場になるため、周辺一帯への車の流入は多くなる。
 会期は未定だが、市スポーツ推進課は「テニスと軟式野球の競技日程が重なると駐車場確保は厳しい」とみる。20面ある庭球公園には選手など大会関係者だけで300人以上集まるとみられるが、駐車場は約100台分。駐車場を追加で設けるか、周辺の市野球場(約300台)などを借りる必要があるが、先行きはまだ不透明だ。
 各中央競技団体が今後視察を行う予定で、市は改善点の指摘を踏まえて改修などの対応を検討する。駐車場については「大会期間中の不足が懸念される」とし、駐車場の新設も視野に入れ県に財政支援を要望する方針を既に決めた。同課は「早期に対応を考えたい」とする。
 県は大会に向けて松本平広域公園(信州スカイパーク)の陸上競技場、庭球場の改修を計画中。各市町村が行う施設改修への財政支援も必要だとの認識を示している。

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