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県道松本環状高家線 新村にバイパス計画 渋滞解消へ鉄道上高地線と立体交差

松本環状高家線の蘇我交差点付近から新村方面を望む。ルート案では手前から左奥の農地へバイパスが整備される(小型無人機で撮影)

 松本市の国道158号新村交差点周辺で、県松本建設事務所がバイパス道路の建設を計画している。国道と交わる県道松本環状高家線を西側に迂回させ、梓川に架かる倭橋の南詰めに接続するルート案を検討している。アルピコ交通上高地線の線路とは立体交差するため、慢性的な渋滞が緩和される見通しだ。

 「新村バイパス」は蘇我交差点(和田)から北方向へ4車線道路を新設し、線路をアンダーパスした後、国道と平面交差する。その先は2車線道路となり、梓川手前で東にカーブし、丁字路の倭橋南交差点に接続する延長1・9キロのルートとなる。設計速度は時速60キロ。
 県が5~6月、概略ルート案の地元説明会を開き、大きな異論はなかったという。秋ごろに現地測量に入り、完了後に設計、用地取得へと進む。着工・完成時期、総事業費は未定。
 松本環状高家線の新村交差点付近の交通量は1日に1万7700台と多い。その上、踏切と「南新」「新村」の二つの信号交差点が近接しているため、通勤時間帯を中心に渋滞が起こりやすい。
 県は、新村バイパスができれば通行車両が分散し、国道への右左折もスムーズになるとみる。国が用地取得を進める中部縦貫自動車道・松本波田道路のルートとも立体交差させる予定で、その近くに追加インターチェンジが設置される見通しだ。
 県松本建設事務所計画調査課は「松本の外環状線の一部で、将来の道路網にとって重要。国、市と協力し、しっかりと説明して進めていきたい」としている。

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