政治・経済

塩尻のプレミアム商品券発行でミス 7月2日発売 有効期限1カ月短く

 塩尻市や塩尻商工会議所が2日に発売するプレミアム付商品券「しおじり元気応援券」について、市などが関連法の確認を怠り、予定した使用期間を短縮せざるを得ない状況になったことが1日、分かった。来年1月末としていた利用期限は今年12月末までとなる。市などは発売当日に購入者に謝罪し、購入冊数を減らしたい市民の要望にも応じる。

 市などでつくる発行元の実行委は、有効期間を発売する2日から来年1月31日までとしていた。資金決済に関する法律の適用対象外とされる「発行の日から6カ月」を超えており、管轄する財務局長への届け出や審査が必要なことを、事業手続きを再確認する上で6月末に初めて認識したという。
 届け出ると審査に時間がかかり、年度内に事業を行えないため、利用期間短縮を急きょ決めた。物価が高騰している現状を踏まえ、開始を8月に繰り下げるのではなく、終了を繰り上げる形にした。
 市によると、10年以上前からプレミアム付商品券を発行してきたが、いずれも6カ月以内だった。前例踏襲で認識がなかったとみられる。昨年度に市民から「冬場の灯油購入に使いたい」「より長い期間、使えるようにしてほしい」との要望を受けたため期間設定を延長していた。
 市産業振興事業部の古畑久哉部長は「法律の認識不足で、市民の皆さんにはご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と話している。商品券本体には有効期限が来年1月31日と印刷されているため、販売後も市の広報紙などで有効期間変更の周知徹底を図るとしている。

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