教育・子育て

屋外では「マスク外そう」 山形小児童が寸劇

寸劇で熱中症予防の大切さを伝える児童たち

 山形村の山形小学校児童会の保健委員会は30日、朝の全校集会で熱中症予防の寸劇を行った。体育館のステージで、寝不足や水分補給の不足、マスクを着けたまま遊んでいて熱中症になった設定の寸劇を熱演し、命に関わる危険があることを伝えた。屋外での遊びや登下校時には「マスクを外そう」と呼び掛けた。

 「マスクをつけるとき、外すとき」と題した寸劇は、「マスクを外したくない」と拒む女子児童を、他の児童が熱中症予防のために外した方がいいと説得する場面から始まった。「マスクをしていると安心できる。コロナにかからないということもあるし、他の人に見られるのが嫌」「ずっとマスクをつけなさいと言われてきたよね。いまさら外しましょうって言われてもなんだか恥ずかしい」といったやりとりが演じられた。
 説得に当たった児童の姉が1年前の7月にマスクをしたまま遊んでいて、次の授業中に意識を失って倒れた回想の場面では、「熱中症博士」の3人が登場した。救急車を呼ぶ必要があることや、意識を失っていると水分を取れないこと、大人がいない場所で起きた際の対処法も説明し、「熱中症は甘く見てはいけないよ。命の危険もあるからね」と注意した。
 最後には「マスクをつけるときと外すときを考えて生活する時が来ているね。『いつでもマスク』は熱中症予防にはならないからね」と呼び掛けた。
 同校では以前から登下校時や屋外ではマスクを外すよう呼び掛けている。保健委員長の平井美月さん=6年=は「グループごとに課題を決めて調べた。マスクを外して登下校してほしい」と話していた。中斎弥生養護教諭は「不安で外せなくなっている児童がいる。マスクで顔が見えず、表情を読み取ってのコミュニケーションができなくなっていることも心配」と話していた。

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