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市長への手紙 2割減493通 松本市・昨年度 コロナ関連が大幅減

総合受付に置かれている「市長への手紙」

 松本市はこのほど、市民の意見を臥雲義尚市長に届ける「市長への手紙」の昨年度の結果をまとめた。臥雲市政2年目の昨年度は493通が寄せられ、前年度を167通下回った。新型コロナウイルス関連の件数が減少したことが主な要因とみられる。

 案件の内訳をみると、新型コロナ関連は前年度比51件減の110件だった。新型コロナによる学級閉鎖や、オンライン授業が減ったことから学校関係は前年度比46件減の20件となった。
 前年度に無かった項目では、市内の動物取扱業者が動物愛護法違反の疑いで昨年9月に家宅捜索を受けた事案に関する意見が74件に上った。交通・道路整備は前年度比5件減の40件で減り幅が少なく、市街地の渋滞といった慢性的な問題を抱えていることが背景にあるようだ。
 子育て支援関係は前年度比16件増の56件で、「人口定常化」を掲げる臥雲市政が子育て施策を重視したことで意見が増えた。一方、松くい虫被害対策は市の対応策が樹幹注入で決定したことを受けて前年比26件減の4件まで減少した。
 市は令和2年6月から、全ての手紙に市長が必ず目を通す方式を採用している。就任初年度の660通に及ばないものの500通近くの意見が寄せられており、市民相談課の中田美弥課長は「市政への関心の高さが持続していると受け止めている。建設的な意見を市政に反映していきたい」と話している。

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