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オオルリシジミ守りたい 安曇野でシンポ 保護活動の展望語る

オオルリシジミの保護活動を振り返り、展望を語ったシンポジウム

 絶滅危惧種のチョウ・オオルリシジミを安曇野市天然記念物に指定したことを記念するシンポジウム「"草原の青い星"オオルリシジミのいまとこれから」(市教育委員会主催)が25日、豊科公民館で開かれた。保護活動や研究に携わる6人がパネルディスカッション形式でこれまでの歩みや展望を語り、約80人が熱心に聞き入った。

 信州大学の中村寛志名誉教授がコーディネーターとなり、パネリスト5人がそれぞれの立場からオオルリシジミについて話した。
 安曇野オオルリシジミ保護対策会議の那須野雅好代表は、保護活動について「組織を複数の団体でつくる協議会方式にしたことで、それぞれが自主的に活動してくれている」と説明した。関西学院大学教育学部助教の江田慧子さんは自身が研究する、オオルリシジミを通した環境教育の手法を紹介。岩原の自然と文化を守り育てる会の百瀬新治会長は「オオルリシジミが、次代を担う子供たちが安曇野に誇りを持って成長する一助になれば」と願っていた。
 オオルリシジミは今年3月、保存活用計画とセットで市天然記念物に指定された。シンポジウム会場では岩原の自然と文化を守り育てる会が幼虫の食草であるクララの苗などを無料配布した。

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